社長が会社のルールブックと考えると

順調に気温が下がってきている。

 

たまらない。

 

今週末こそ釣りにも行きたいが・・・

 

さて、社長が会社のルールブックと考えるとである。

 

社長自身はそれだけ自由度が高い。

 

自分に不都合なら会社内のルールは変えられる。

 

しかし下っ端は堪らない。

 

朝令暮改では右が正しいと思ったとたんに左が正しくなる可能性が出る。

 

結局はその権威を持つ社長でも会社全体を考えればさすがに朝令暮改は危なすぎる。

 

むしろ下げる頭は下げた方が信頼も厚くなり今後の事がやりやすいと考えるのは私である。

 

下げられる頭は下げられる内に下げる。

 

これが物事を優位に進める秘訣であるとも思っている。

 

実際はそう出来ないのだが・・・

 

中堅会社ともなればオーナー社長でも役員がおり、突拍子もない事は出来ないかもしれない。

 

しかし恐ろしほどのワンマン社長の場合は突拍子もない事を始めてしまう。

 

革新的であれば周りから「出来ない」とあっても良いと思う。

 

しかし「危ない」では堪らない。

 

 この辺りの意見が聞けるかどうかも社長の器の1つか。

 

自分がルールブックであればどうとでもなる。

 

聞くだけは聞く耳を持つべきだと私は思うが、なかなか難しいのだろう。

 

下っ端はその都度都度の社長発布のルールに合わせて動く柔軟性が求められると思う。

 

自分の意見は意見、考えは考えとしても社長がルールブックである。

 

ルールに従って戦うことに変わりはないのだから。

 

ある時は柔軟性を持ち、ある時は意思の硬さも必要なると思う。

 

これには社長も下っ端も無いのかもしれない。

 

何にせよ「硬くて柔らかい」のは重要なのである。

 

これが分かったのは某講演会であった。

 

特別期待もせず、単に席の埋め合わせ程度の認識であった。

 

この時の話の内容はスポーツ選手についてであった。

 

一流選手は矛盾する話から「硬くて柔らかい」が大切だと勝手な理解をしたのであるが。

 

確かに何とも説明は出来ないもどかしい自分が居るのだが、言わんとする事は伝わった。

 

誰でもそうであろう。

 

海外現地法人の実質トップと言えど、日本本社のご意向には逆らえない。

 

しかし、そのご意向に対し盲目的に進めるだけではつまらない。

 

どこかに悪く言えば「抜け道」を見つけ出すのも楽しみか。

 

社長なりの決めたルールに従いつつも逆方向も実施する。

 

ポイントは逆方向「も」である。

 

それに対し、上の者はある程度見守る寛容さも必要であろう。

 

何事も守りに入っている日本の製造業であるだけに、この辺りのさじ加減は社長から入社したての方まで難しいのだろうが。

 

ある意味、この辺りがサラリーマンの醍醐味であるのかも。

 

社長がルールブックであれ、お互いにやりようを探す姿勢は忘れてはいけないと思っている。

 


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